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プロジェクト

交通(高度化・総合化)

地域の観光イベントにおける交通円滑化事業

3者協働による実施体制の構築(覚書の締結)と実践

和歌山県から「民間活力導入企業」として選定され、2019年4月1日より南紀白浜空港の運営事業を開始した㈱南紀白浜エアポート。同社と業務提携したオリエンタルコンサルタンツは、アセットマネジメントのノウハウやICTツールなどを活用した、空港の土木施設維持管理の効率化・高度化とともに、地域観光促進、交通円滑化を推進しています。7月1日には、今夏の交通渋滞対策の実施についての覚書を締結。白浜町、㈱南紀白浜エアポートと三者が連携・協働しながら、「渋滞ゼロに向けた大作戦」と称して、海水浴・花火シーズンにおける白浜町と周辺地域の交通渋滞緩和に取り組みました。具体的には7月30日の「白浜花火フェスティバル」、8月10日の「白浜花火大会」の両日、会場へ向かう交通と終了後に帰宅する交通に対し、紀勢自動車道・フラワーラインの利用を促進する情報を提供するとともに、空港の旧滑走路に設置される臨時駐車場の円滑な誘導を実施しました。

シーンⅠ「白浜町へ向かう観光交通」、シーンⅡ「白浜町に入ってからの観光交通」、シーンⅢ「花火大会終了後の帰宅交通」と3つのシーンに着目。シーンⅠでは、横断幕や案内看板を設置し、ホームページで所要時間および道路のライブカメラ情報を、リアルタイムで配信しました。シーンⅡでは、カーナビによる臨時駐車場の満空情報をドライバーに提供。なかでも例年、帰宅が翌日になるなど、深刻な渋滞が発生していたシーンⅢでは、電光掲示板の設置やティッシュの配布により、帰宅時間の分散を促しました。

その結果、渋滞が予想された県道33号線の最大渋滞長は、シーンⅠで7割以上、シーンⅢでは約5割も減少。渋滞継続時間はシーンⅠで9割以上、シーンⅢで約3割減少しました。全体を通して深刻な渋滞は見られず、十分な成果を得ることができました。

開催後のアンケート調査によると、3~4割の方がホームページや案内看板などで情報を得たと回答しており、渋滞緩和に貢献することができたものの、いくつかの課題も明らかに。

今回の成果については9月26日、三者より白浜観光協会、白浜警察署に報告するとともに、今後の対策実施にむけた提言を行いました。


白浜観光協会のホームページを活用した渋滞情報の提供