プロジェクト

ラオスの首都ビエンチャンでは、経済成長と都市化の進展により、水の需要が急速に増えていますが、既存の浄水場は設計容量を超えて稼働し、配水管網も十分に整備されていないため、断水が恒常的に発生。市民生活や健康への影響が懸念されていました。こうした状況を受け、首都南部の浄水場の拡張、取水施設や送配水設備の整備、配水センターの改修・拡張を計画しました。本事業は、2025年9月に起工式が行われ、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル(OCG)が幹事会社として、詳細設計・入札支援・施工監理を担当。施工は複数の企業が2パッケージにわけ進めています。
パッケージ1では浄水場の処理能力を増強し、取水口や浄水池・配水池の整備、送配水管の敷設を行い、安定的な水の供給基盤を構築。
パッケージ2では、水中ポンプや配水ポンプなどの設備を導入し、送水・配水の効率性を高め、供給の安定性をさらに確保する計画です。
今後も、安定的な水の供給を通じてビエンチャン市民の生活環境と公衆衛生の向上に寄与するとともに、将来にわたり持続可能な都市インフラの基盤を支えていきます。また、本事業で得られた水道施設の整備・運用の知見を次世代に引き継ぎ、地域の技術力向上や維持管理体制の強化にも貢献していきます。