プロジェクト

国際線と国内線の両方に対応する駐機体制を実現。
ソロモン諸島の首都に位置するホニアラ国際空港は、近隣諸国や国内各地を結ぶ、地域の重要な玄関口です。しかし供用開始から20年以上が経過し、施設の老朽化が進行。低地に位置する国内線ターミナルでは、集中豪雨による浸水被害が課題となっていました。
こうした課題に応えるため、本事業ではJICA無償資金協力により、国際線出発ターミナルの新設、既存ターミナルの改修、駐機場の拡張、約600メートルの洪水対策堤防の整備等を実施しました。これにより、増加する航空需要への対応とともに、安全性・防災機能も向上。国際線ターミナルの設計では、機能性と地域文化の調和を重視し、モダンな外観に加え、海やサンゴ礁をモチーフとした内装により、地域の魅力を感じられる空間を創出しています。
施工段階では、現場見学会や学生研修を通じて建設現場を「学びの場」として開放。150名以上の現地人材を雇用することで、技術・技能移転と日本水準の安全・品質管理の導入を進め、現地の安全意識向上に貢献しました。竣工後は、安心かつ快適な空の玄関口として
地域住民や旅行者に広く利用され、人・モノ・文化をつなぐ拠点となっています。2025年9月には「第8回JAPANコンストラクション国際賞 国土交通大臣表彰」において最優秀賞も受賞しました。